ついに実現!! 来年度から藤森学童クラブの利用料金を改善!

 


 2025年8月19日(火)に京都市子ども若者はぐくみ局 育成推進課より、藤森学区自治連合会と市政協力委員会に上記の書面通り説明があり、来年令和8年(2026年)4月から藤森学童クラブの委託事業化に伴い、公的な利用料金が適用されるようになります。(予算化があるため来年度になる) 京都市内で公的な学童クラブがない学区は2か所あり、その一つが藤森学区です。        

公的な利用料金は基本額、1人目9,000円、2人目4,500円、3人目以降0円(時間、曜日、8月によって違う)、そして、所得等による各種減免制度(詳細は京都市)があります。これから小学校を通して周知され、今後時期を見て募集通知があります。奮って応募してください。

2020年(令和2年)に「学童保育の不平等是正に関する要望書」を提出し、その後「学童クラブ事業の利用料金の格差是正」、「児童館および公的な学童クラブの設置~利用料金の格差是正~」の地域要望、その他機会あるごとに要望し、しつこく(粘り強く、あきらめず)要求し、約5年が経過しましたが、今回、京都市と藤森学童クラブとの協議の結果、委託事業化による利用料金の改善が実現しました。

今後は学区住民の皆様の需要を考慮し、疏水の西側に公的な学童クラブの設置を求めていく予定です。(北鍵屋公園の地域交流施設の活用(適用)を含めて検討)

そのためには藤森学童クラブが定数オーバーになる需要が条件となります。国の面積基準では1人:1.65㎡をクリアしなければなりません。いずれにしても学童クラブの利用度(実数)によって、他の施設(施設外クラス)の設置等を京都市は検討します。

しかし、児童館設置は2013年に130館をもって、一元化児童館の整備完了となっていますので、なかなか困難です。京都市は1978年に学童保育事業と児童館事業の一元化の方針のもと順次、児童館設置を進めてきましたが、京都市内で人口が7番目に多い(伏見区内で2番目に多い)藤森学区には設置されませんでした。なぜか、藤森学区は児童館および学童クラブがない不毛の地でした。その理由は判明しません。学区住民の要望(声)があり、2015年に民間の藤森学童クラブが設置されましたが、利用料金において公的な料金との不公平が生じ、今回やっと、委託事業化により利用料金の格差(差別)是正が行われます。(一元化事業は京都市特有)

京都市は校区内における学童クラブの利用ニーズや、実施主体の状況などの実情や意向を踏まえながら、具体的な検討を進めています。





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